パソコンは非常に便利な道具で、使いこなせば色々なことができます。
しかし安い買い物ではないので、しっかりと目的に合った機種を選びたいものです。
パソコンを購入するにあたって、まず自分がパソコンを使って何をしたいのかを考えてみましょう。
パソコンは高いものほど高性能ですが、必要もないのに高性能なものを買っても宝の持ち腐れです。
F1カーは時速300kmで走れるけれど街中で乗るにはむしろ燃費が悪く不便なのと同じです。
ほとんどの人にF1カーは必要ないのと同じように、ほとんどの人には高性能パソコンは必要ないと言っていいでしょう。
最近のパソコンはどれを選んでも通常用途では十分と言えるほど高性能なものばかりです。
特に「インターネットとメールしかしない」という人はぶっちゃけて言えばどのパソコンを買っても性能面で困ることはないでしょう。
ただ、機種によって最初から入っているソフトに違いがあるので、確認しないで購入すると「前はあのソフトがあったのに～！」ということになりかねませんので注意してください。
特にワードやエクセルなどの「Officeソフト」の有無はちょっと大事です。
専門的なことをしないなら20万円するパソコンでも5万円のパソコンでも大差はない！
パソコンには大きくわけて「デスクトップ型」と「ノート型」の2種類があります。
デスクトップ型はパソコン本体とモニター、キーボードが分離しているタイプです。
ノート型はモニターと本体、キーボードなどが一体になって持ち運ぶことが出来るタイプです。
デスクトップ型はノート型と比較して
と言えます。
ノート型はデスクトップ型と比較して
という点が優れています。
同じ値段のデスクトップPCとノートPCとを比較すると、ほとんどの場合でデスクトップPCのほうが性能が上になります。
拡張性にも優れていて、知識さえあればパーツを増設や入れ替えることで性能をアップさせることもできます。
ノート型の利点はなんといってもコンパクトで持ち運びが可能な点です。
反面拡張性は弱く、後からパーツを入れ替えることはあまりできません。
USB等によって様々なパソコン周辺機器を使うことは出来ますが、PC自体の性能不足となるとパソコンを買い替えるしか選択肢がありません。
性能だけ見ればデスクトップのほうが優れているのですが、すでに書いた通り通常用途であれば最近のパソコンは十分に高性能です。
デスクトップ型は何と言っても場所を取ります。
持ち運びはしない、設置場所の問題もないというのならデスクトップ型がおすすめです。
持ち運びはしない人でも、設置場所がないのならノートPCも選択肢に入れましょう。
17インチ以上のノートPCを据え置き機として使っている人も多いです。
当然ながら外出先で使うのならノートPCを選ぶことになります。
あまり大型のノートは持ち運びに不便ですから、12インチ以下の製品がおすすめです。
外で使うなら最近はタブレットPCも有効な選択肢でしょう。
タブレットPCとはiPadなどに代表される、タッチパネル式のパソコンです。
スマートフォンの画面が大きくなったようなものです。
機能や性能的には通常のPCには劣ることも多いですが、インターネットやメール程度の用途であれば十分にこなせます。
ゲームや映像編集などは比較的パソコンのパワーが必要となります。
などの場合は機能を吟味して、必要な性能を備えたパソコンを選ぶ必要があります。
特にゲーム・映像編集の場合はモニターのサイズも重要です。
後からパーツの入れ替えなどである程度のパワーアップは可能ですが、それなりの知識が必要ですし、特にノートPCの場合はほとんどパワーアップ不可能です。
出費も多くなりますので、最初から必要な性能を備えたものを購入しましょう。
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