ソフトがなければただの箱

パソコンがいかに優れた道具であっても、ソフトがなければ使い物になりません。
パソコンを使って何をしたいのか、そのためにどんなソフトが必要なのかをきちんと把握しておきましょう。

OS

OSとはパソコンが動作する、一番大元となる基本ソフトのことです。
詳しくはマックかウィンドウズか?を参照してください。

OSはパソコンを買えば普通は最初から付いていますが、BTOパソコンでカスタマイズ購入する場合、OSなしを選べる場合があります。
すでに手元にOSがある人はOSなしで購入すればその分安くなりますが、ない人は必ずOSありを選択しましょう。

BTOとはカスタマイズが可能なパソコンの購入方法の事です。
詳しくはBTOパソコンのススメを参照してください。

セキュリティソフト

パソコンを購入する人のほとんどはパソコンをインターネットに接続することでしょう。
インターネットは非常に便利なものですが、セキュリティに気を配らないとウィルス等の悪意のあるプログラムに感染する可能性があります。

被害を事前に防ぐため、最低限の防御策は必要です。
そのために有効なのがセキュリティソフトをインストールする事です。

機種やBTO構成によってはセキュリティソフトがあらかじめインストール(パソコン内で使える状態に)されているものもあります。
よく分からなければ最初から入っているものを選ぶのもいいでしょう。

ここでは有名なセキュリティソフト(アンチウィルスソフト)を紹介します。

NORTON INTERNET SECURITY

非常に有名で信頼度の高いセキュリティソフトです。
ウィルス(マルウェア)検出率が高く、ウィルス定義ファイルも頻繁に更新されています。
ファイアーウォール機能、個人情報保護、フィッシング詐欺対策も組み込まれています。

カスペルスキー マルチプラットフォームセキュリティ

高性能なスキャンエンジンに定評があります。
ネット決済保護機能が搭載されていて、不正サイトでの支払いを事前に阻止してくれます。
ファイアーウォール機能のほか、脆弱性ブロックなどの独自の機能があります。

ESET パーソナル セキュリティ

セキュリティソフトの中でもかなり動作が軽いです。
比較的低スペックなパソコンでも作業の邪魔になることはないでしょう。
だからといってウィルス検出率が低いわけでもなく、きちんと機能してくれます。

セキュリティソフトの更新について

ウィルスは日々新しい物が生み出され続けているので、常に最新のウィルスに対応できるようにする必要があります。
そのために「ウィルス定義ファイル」という、ウィルスかどうかを判断するためのファイルを常に最新の状態に保つ必要があります。

ウィルス定義ファイルはインターネットを通じて更新されますが、多くのセキュリティソフトは購入から1年間や3年間などのあらかじめ決められた期間は無償で更新可能となっています。
それ以上使い続けたい場合は更新期限の延長手続きが必要となります。

ウィルス定義ファイルが古いままのセキュリティソフトはほとんど意味をなさないので、更新期限が近づいてきたらケチらずに更新しましょう。

Officeソフト

文章を作成する「ワード」、表作成や計算を行う「エクセル」などがOfficeソフトです。
趣味で使うだけのパソコンなら必要ないかもしれませんが、ないと意外と困ることもあります。

もちろん使う予定がある人はOfficeが付いているかどうかを確認しましょう。
BTOの構成のカスタマイズでOfficeの有無を選べる場合も多いです。
後でパッケージ版を購入してもいいのですが、割高になるのでパソコンに最初から付いているものを選んだ方がいいでしょう。

スポンサードリンク